第三章
絶望の中で

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やがてその問いは、
社会だけではなく私自身へと向かいました。

新入社員として働き始めて半年ほど経った頃、
私は心と体の限界を迎えました。

朝、布団から起き上がることができませんでした。

会社へ行かなければならない。
そう思っても、体はまったく動きませんでした。

病院で告げられた診断は、
うつ病でした。

当時の私は、
どうすればいいのか分かりませんでした。

病院へ通い、
薬を飲み、
病院の紹介でカウンセリングも受けました。

それでも根本的には何も変わりませんでした。

体調を崩して仕事を辞める。
生活のために、また働く。
そして、また体調を崩す。

そんなことを私は何度も繰り返しました。

転職を重ねるたびにうつ病も繰り返しました。

「今度こそ良くなるかもしれない。」
そう思いながら病院を変え、
気づけば累計で四つの病院へ通っていました。

それでも私が本当に知りたかった答えには、
どこにも出会えませんでした。

どうすれば、
この苦しさは終わるのか。

どうすれば、
この生きづらさから抜け出せるのか。

どうして、
私はこんなにも生きることが苦しいのか。

誰に尋ねても、
納得できる答えはありませんでした。
気がつけば八年という時間が過ぎていました。

本当に絶望したのは、
うつ病になったこと自体ではありません。

どうすれば根本から変われるのか。

その答えは、
病院にも、
カウンセリングにも、
社会にもありませんでした。

私は何度も働こうとしました。
でも、そのたびに心と体は限界を迎えました。

やがて、布団から起き上がることさえできない日が増えていきました。

病院へ通い続けても、
根本的には何も変わらない。

そんな現実だけが、
積み重なっていきました。

それでも、
このままで終わるわけにはいかない。

どうにかしなければならない。
でもどうすればいいのか分からない。

そんな絶望の中で、
妻が一つのカウンセリングを見つけてくれました。

正直、
もう期待する気持ちは残っていませんでした。

それでも、
このままで終わるわけにはいきませんでした。

藁にもすがる思いで、そこへ向かいました。

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