自己認識力を高めることは、自分らしく生きるためにとても重要なのは分かったけど、「実際自己認識力を高めるにはどうしたらいいの?」と疑問に思われることはありませんか。
この記事では、『自己認識力を高めるためのヒント』や『自己認識力が高めた人の特徴』など解説します。
しっかりイメージを膨らませることで、自己認識力を高める助けにしてください。
圧倒的に生きやすくなる『自己認識力を高める』メリット
まず自己認識力を高めるとどんなメリットがあるかご紹介します。
自己認識力を高めると、
①自分の価値観が明確になる
↓
②自分の選択に自信が持てる
↓
③行動力・決断力が身につく
↓
④問題(悩み)解決能力が身につく
↓
⑤自分への信頼感が育つから、安心感が手に入る!!
↓
⑥人生のコントロール感が高まり、納得の日々を送りやすくなる
このようにとても生きやすく自然体で毎日を送ることができます。
自己認識力を高めるには?
では、実際どのようにして自己認識力を高めていけばいいのでしょうか?
まずは自己認識力を高めていける人の特徴を解説していきます。
自己認識力を高めていける人の特徴
自己認識力を高めていける人を特徴を7つ上げました。
①自分に問いを重ねていける人
自分に対して分からないことがあった時、自分に問いを立てることが大切です。
なぜなら、『問いを立てなければ、答えは返ってこない』からです。
分からないものを分からないままにしないことです。
②現実も冷静に受け入れる人
現実は良いことも悪いこともひっくるめて真実です。
だから自分の『都合のいいことだけ』を見るのは現実を生きているとは言えません。
もちろん目を覆いたくなる気持ちも分かりますが、事実を見ない限り、いつまでも本当の自分を理解することはできません。
③人の意見に素直に耳を傾けられる人
自分と違う意見や自分に都合の悪い意見はどうしても排除したり、攻撃的になってしまうものです。
その行動の奥には、『自分を否定されたくない』という気持ちが隠れていたりします。
しかし、自分がまだ気づいていないことを他人が気づいていたりします。
そこにちゃんと耳を傾けられる人は、他者を通して『自分を知る』『新たな視点を獲得する』チャンスを手に出来るわけです。
④思考と感覚、どちらもバランスよく使える人
自分の心の感覚はいくら頭で考えても理解できません。大切なのは感覚を通して感じていくことです。
感じられたならば、その後に感覚を言語化するために『思考』を使っていきます。
心は言語化することで圧倒的にコントロールしやすくなります。
『感覚』か『思考』かどちらかではなく、『感覚』と『思考』両方使っていくようにしましょう。
⑤一人の時間と空間を持てる人
自分を深く感じていくには、外側の環境にノイズがあると難しくなります。
だからこそ、自己認識力を高めるには時間と環境を整えることが大切になります。
⑥学ぶ意識がある人
自分を知るというのは、自分を学ぶとも言えます。
そうやって主体的に学ぶ意識がある人の方が自己認識力を高めていくことができます。
⑦「自分」を諦めない人
自分と向き合う過程で、他人と比較したり、自分の未熟な部分に気づいたりもします。
そんな時は落ち込むものですが、落ち込んだとしても、自分らしく生き方を諦めないことで引き続き向き合うことができ、自己認識力を高めていけるのです。
以上、自己認識力を高めていける人の特徴を紹介しました。
自己認識力を高めるおすすめの方法とは?
自分の行動や考えを振り返る習慣を持つ
紙に書きながらおこなうことで、自分を客観的に見れるのでおすすめです。
あえて自分の考えを疑ってみる
自分の意見は正しいと思いたいのが、人間の本能です。ゆえに思い込みで、正しく自己認識できなくなるケースはとても多いです。
だからこそ、「自分の考えには思い込みが紛れているかも」という意識を持っておくことが大切です。
注意点としては、自分を責めながら行なわないこと。目的は正しく認識することであり、自分を苦しめることではありません。
他人の意見に触れていく
自分と違う意見や考え方に触れることで、より細かい部分で自分を認識することができます。
他人との違いを感じた時に、「なぜ自分はそのように考えるのだろうか」と問うようにしましょう。
以上、自己認識力を高めるおすすめの方法でした。
繰り返せば繰り返すほど、自己認識力は高まります。
自己認識力を高めた人の特徴
では、実際自己認識力を高めた人は「どんな特徴を持っているのか」ご紹介します。
自己認識力を高めた人の特徴は以下のとおりです。
誠実である
自分の本当の気持ちが分かるから、自分に嘘をつけません。嘘の自分を感じるととても違和感を感じるのです。
自分らしくいることの喜びを味わうためにも、誠実であることを選びます。
自信がある
いつも心の声に素直でいるので、心から生じる感覚に絶対的な信頼を持っています。
そんな自分に対する信頼が、自信となるのです。
主体的に人生を送っている
自分の内側で生じる感覚やそれに伴う判断に自信を持っているので、自分が思い描く未来のために主体的に人生を送っていけます。
悩み解決能力が高い
自分の気持ちを汲み取ったり冷静に状況判断ができるので、『今何をすべきか』自分で見つけ出すことができます。
『自分にとっての大切』を理解している
自分にとっての大切を理解しているため、優先順位づけが得意です。自分にとって幸せになれる取り組みにエネルギーを投入するので、願望も叶いやすくなります。
決断力がある
自分の内側に選択の軸を持っているので、選択に迷うことが少ないです。
落ち着いている
適切に自己評価出来るので、心の中には安心感が広がっています。
他の誰かに評価を求める姿勢だと、指摘されることの恐れもセットで感じやすくなるので、心は穏やかではありません。
しかし自己認識力を高めることで、他者の評価が必要なくなるので、心の中には安心感が広がります。
パフォーマンスが高い
自分の特性を認識できているので、自分の得意な分野で力を発揮することができます。
また自分の苦手分野に関しては、積極的にサポートを求めることもできるので、結果につながりやすくなります。
自分で自分を幸せにしてあげられる力を持っている
自分が自分の一番の理解者だからこそ、どんな時でも自分を幸せな気持ちにさせてあげられます。
他人に認められたいと思っていては、自分の幸せをコントロールしていけません。
主体的に幸せな人生を作っていくためにも『自己認識力』を高めることが、とても大切になります。
あわせて読みたい
自己認識力の重要性については、記事『自己認識力が自分らしい生き方を取り戻すカギとなる!』
『自己認識を高める』のまとめ
まとめ
- 自己認識力を高めることで、圧倒的に生きやすくなり、自分らしい生き方を創造しやすくなる。
- 自己認識力を高めると自分の価値観が明確になり、生き方に一貫性が出てくる。行動力・決断力が身につくので、自己信頼感も育つ。
- 自己認識力を高めるポイント
『自分と向き合い、問いを重ねる』『現実を冷静に受け入れ観察する』『学ぶ意識を持つ』『自分と違う他者の意見に触れる』これらをとにかく繰り返す。 - 自己認識力が高い人は、『自分の心に誠実だから、自信があり、主体的に人生を送ることができる』『悩み解決能力が高く、落ち着いた心の状態を自ら作り出せる』とにかく"自分"を生きられる。
自己認識力を高めることは、あらゆる悩み解決のきっかけになります。自分らしく穏やかな毎日を送りたい方は、ぜひ自己認識力を高めていってください。
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「こころセラピー福」は、自分の繊細さが嫌でたまらない人を対象に、深い心の対話を通して揺るがない心の基盤作りと納得の生き方を実現するためのお手伝いをしています。
この記事を書いた人
潜在意識セラピスト
ふくだ まさる
幼少期から人よりも繊細であることに生きづらさを感じていた。20代の頃、過労が原因でうつ病と診断され転職を繰り返す。心療内科、心理カウンセリングなどさまざまな方法を試すも改善には至らず。そんな中、潜在意識レベルで自分を知る「心理セラピー」との出会いがきっかけで長年の生きづらさを克服。心の本質をとらえたセラピーに感銘を受け、心理の勉強を始め、現在は、潜在意識セラピストとして自分らしい生き方をしたい人の心のサポートをおこなっている。